金山城 #17
金山の尾根に築かれた山城で、主要部は石垣が多用されており、上杉謙信の猛攻を退けるなど難攻不落を誇った。
尾根沿いの道を進むと、尾根を深く切り裂いた堀切が行く手を塞ぐ。
手前の土橋の正面は石垣で、先が見通せないように曲がった通路となっている。
物見台下虎口の左壁は、岩盤を削った堀切で防御している。
道は石垣と竪堀に阻まれ、本丸に向かうため細い木橋を渡って進む敵は、左崖上から攻撃を受けることになる。
右側主郭を防御する大堀切。石垣で囲まれた「月ノ池」(手前)につながっている。
実城(本丸)に向う通路で、主郭部の最大防御拠点。左右の石垣が高く積まれ、正面の石垣が直進を阻んでいる。
石垣が二段に積まれた端正な池。戦勝祈願など儀式が行われたと考えられている。
城主の御殿があった実城(本丸)には、新田義貞を祀る新田神社が鎮座している。
🏯感想🏯
両側が谷で尾根沿いに進むしかないが、幾筋もの深い堀切が立ちふさがる。周囲も山に囲まれ敵は大軍を動かしづらい。水の手も確保されており、難攻不落の山城と言えるだろう。
昼食は郷土料理をいただきました。
ひもかわ"のような「おきりこみ」が歯ごたえ良く美味しかったです。