小田原城 #23
下剋上をもたらした戦国時代の梟雄 北条早雲以降、後北条氏の居城。近世城郭としての完成は江戸時代です。
全長9kmに及ぶ堀と土塁の総構えは大阪城に匹敵し、上杉謙信や武田信玄の猛攻にも耐えた名城です。主要部は石垣が多用され固めています。
今日は、三重の総堀の最も内側である二の丸総堀から、①馬出門、②銅門、③常盤木門を経て、天守閣を目指しました。
門の前に部隊が駐留できるほどの空間があるのは珍しい。奥は高麗門の枡形。
左奥に櫓門を配し枡形を形成しており、侵入した敵は十字砲火を浴びる。
この奥が本丸であり、城内で最も堅固に作られている。手前の石垣は櫓門の礎石か?
土塁下に石が崩落しており、かつては石垣だったと思われる。直下は水堀だった。
本丸への登城は常盤木門と、この御用米曲輪へ下る鉄門(跡)の二か所のみだった。
🏯感想🏯
街中には大手門や総構えの遺構が残っているらしい。やはり半日では回り切れないほど規模が大きい城だ。また、搦手方面も探検したい。
小田原といえば海の幸。昼食は海鮮丼の専門店でいただきました。