盛岡から平泉へ、鉛温泉の立ち湯でまったり
日本100名城めぐりのついでに、周辺観光。
一度行ってみたかった鉛温泉の立ち湯にも挑戦です。
南部氏の居城ですが、都市公園化されており、城好きにはちょっとがっかり。
詳細は「日本100名城めぐり」のコーナーをご覧ください。
志波城跡
外郭は一辺が800m~900mの正方形で、門や櫓、築地塀が復元されていますが、その規模の大きさに驚かせられます。その中央には一辺が150mほどの築地塀で囲まれた政庁がありました。
岩手銀行赤レンガ館
旧盛岡銀行の本店で、明治44年に完成しました。設計は東京駅を設計した辰野金吾たちで、堂々とした雰囲気があります。平成24年まで支店として使われてきたそうです。
地元出身の作家を中心とした作品を集めており、この日は深澤省三と紅子夫妻の作品展でした。紅子の女性像や花をテーマにした作品が印象的でした。
盛岡のB級グルメです。発祥のお店「白龍」は地元客も多数入っていました。始めは味噌だれをよく混ぜて、次にラー油や胡椒を混ぜて、最後に玉子スープを入れて三度味変を楽しむんだそうです。大盛りでもぺろっといけそうでした。
鉛温泉藤三旅館の立ち湯
旅のもう一つの目的です。宮沢賢治や著名人が逗留しており、最近ドラマのロケ地にもなった歴史ある湯治宿です。源泉かけ流しの湯が四か所あり、うち有名な「白猿の湯」は天井が高い古い湯屋にあり、深さ120cmほどで立ったまま入ります。少し温めの湯ですが、体がポカポカしてくる良い湯でした。(女性専用時間以外は混浴です💛)
平泉中尊寺
次の日は世界遺産「平泉」です。久々に訪れましたが、すっかり整備が進んで観光地化しています。中尊寺は外国人も多く見られました。金色堂は今やコンクリート製ですが、少し離れたところには、鎌倉時代に建てられた木造の覆堂が現存しています。さすがに頼朝も金色堂は破壊しなかったんですね。
有数の浄土庭園を有した無量光寺跡や奥州藤原氏の居館といわれる柳之御所跡も整備が進んでいます。
高館義経堂
義経の館があった高館、また終焉の地「義経堂」から見る北上川がきれいでした。芭蕉の句「夏草や・・・・」の碑もあります。
奥州藤原二代基衡、三代秀衡が造営した伽藍は、中尊寺をしのぐ規模だったが焼失。境内に残る浄土庭園が美しい。
東北道で宮城県白石市へ向かい、まずはご当地「白石うーめん」で腹ごしらえ。その後、白石城を見学しました。江戸時代一国一城制度のなか、仙台藩は仙台城と白石城の二城を許された稀有な例で、伊達政宗の寵臣片倉小十郎の居城です。
白石城の訪問は二度目ですが、規模が小さく整備されているのが本丸だけなので、外郭は市街地に呑まれています。続100名城のスタンプは天守の入場券を買わないと押してもらえません。
追伸:長距離の高速運転はキツイかったです。