トンボさんの遊人手帳

Yahoo!ブログから引越してきました。自由人の徒然なる日記です。

鹿沼市立川上澄生美術館

ひまを見つけて、地方にある小さな美術館巡りをしています。
まだまだ小生が出会ったこともない、素晴らしい作家やその世界に触れるのが楽しみです。
ついでに、その周辺も観光して回ります。
 
しかし・・・、最近ずいぶんご無沙汰です。
せっかくブログコーナーを作ったので、直近の過去データをご紹介しますよ。
 
川上澄生~版画で独自の世界を創造
1895年、横浜生まれ。26歳で旧制宇都宮中学校(現宇都宮高等学校)の英語教師となり、その頃から本格的に木版画を制作するようになった。つまり初めからプロを目指したのではなかったのですね。
 
素朴な彫りで、明治の文明開化を叙情的に表現しているのが印象的です。
1926年に発表した「初夏の風」を見た棟方志功が感銘を受け、版画家を目指すようになったのは有名な話。
 
小生の手元にある作品だけご紹介します。
本当はもっとご紹介したいのですが、コピペは問題あるので、興味があれば、ネットで検索してください。
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1929年「銀座」
美術館で購入した絵葉書です。
大胆な彫り、赤と青の色彩で、どことなく懐かしいけど、不思議な世界です。
 
 
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1924年「賭博者」 木版画
ネットオークションで購入しました。
画集の一枚を額装したもの。一目で気に入りました。
もう一枚、1926年「星空の乾杯」という作品も欲しかったのですが、ちょっとお高く、躊躇してしましました。
 
 
 
なぜ、川上澄生美術館が鹿沼市に・・・というと、
川上澄生本人は、宇都宮市に居を構えていたのですが、鹿沼市出身で川上澄生の教え子でもあった長谷川勝三郎氏が収集してきた川上の作品約2,000点を鹿沼市に提供し、1992年に開館したそうです。
こういうストーリーは地元にとっていいですよね。
 
本当に小さな美術館ですが、毎年「鹿沼市川上澄生木版画大賞」を設けて全国から版画を公募したり、「木版画教室」なども開催し、版画に特化した様々な啓蒙活動をを行っていますよ。結構、頑張っていると思いますよ。
なお、宇都宮市栃木県立美術館も川上作品を多数所蔵しています。
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 鹿沼市川上澄生美術館
  鹿沼市睦町287-14
  ☎0289-62-8272
 
 
鹿沼といえば「にらそば」が有名ですが・・・
川上澄生美術館で目の保養を済ませたので、お腹が空いてきましたよ。
ネットで目をつけていた蕎麦処「××」に行ってみたら、昼過ぎでしたが売り切れでした。小さなお店でしたが、まだ内では多くの人が食べているんですがねえ。(T_T)/~~~
 
そこでやってきたのが、「そば処 久我」さんです。
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店舗が大きいため、席に余裕がありました。
天ざるそばを注文。蕎麦は、ちゃんとコシがあって盛りもいい感じですね。野菜の天ぷらサクサクで旨かった。
 
【店舗データ】
 そば処 久我
  鹿沼市上久我27-1
  ☎0289-65-8787
 
ちなみに、下の写真は2年前に食べた「にらそば」です。
茹でたにらがたっぷり乗っているゥ・・・。
食べると、濃厚なにらの風味がします。カミさんは「結構いける」と言っていましたよ。
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【店舗データ】
玄そば文石庵
 鹿沼市茂呂287-1 
 
 
 
天狗の社、古峰神社
鹿沼市の中心から北西に、車で小一時間走ると、古峰ヶ原(こぶがはら)に鎮座まします古峰神社です。
ここは全国にある古峰神社の総本社で、パワースポットとして有名ですよね。
御祭神は有名な日本武尊ヤマトタケルノミコト)で、その使者である天狗が厄除けに霊験あらたかであるとして古くから信仰を集めています。
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パワースポットとして注目されており、若い人も参拝していましたよ。
 
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この神社は、拝殿が茅葺屋根で、長屋のように横長で、立派で珍しかったです。
社務所は右側から入って奥にあるので、拝殿に上がらせてもらえます。
 
【神社データ】
 古峰神社
  鹿沼市草久3027
 
 
【訪問日】
 平成28年2月11日